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インド旅行記
>>@カジュラホ
この町でもまたしてもインクレディブルさを味わうことができた。まず毎晩大音量で音楽が流れるのだ。それもインド系というかイスラム系というか日本人にはなじみのうすい音が。いったい何時までというくらい深夜まで。
そしてこの町ではやたらナイナイの岡村が人気なのだ。多くのやつが俺はナイナイの岡村だぜと言って話しかけてくる、んなわけあるかと思いつつ見るとけっこう似ている。岡村はこっち系の顔だったのだ。またこの町ではセックスに対する抵抗がまったくない。ちょっとはなしたインド人がすぐにジキジキーといってくる。ちなみにジキジキーはインドでセックス的な要素を持つ言葉。一番驚いたのが親父が娘と500円でセックスしないかと言ってきたこと。家族全員でていくから俺んちを使えとのこと。ごめんなさい無理です。
この町で一番印象に残っていることは教育にかける思いである。みんな学校に連れて行こうとする。なんだかわからんが行ってみることにした。そこでは狭い校舎?にせまい運動場に子供が走りまわっていた。日本の幼稚園の建物を土で作って運動場を半分にしたような場所だ。そこでは必死に勉強をする子供たちがいた。
7歳か8歳くらいの子が1から10までを日本語数えその後に日本の中学生が使っているような英語の教科書をすらすらと読んでいた。正直衝撃だった。こんな何もないところで鉛筆が宝物といったところでも学ぶことはでき日本より確実に力をつけている子供たちがいるのだ。彼らは教育の大切さを認識しているようだった。まるで江戸後期そして明治初期の日本のような印象を受けた。今後彼らのようにどんよくに学んだ者たちが引っ張っていく時代がくるだろう。
そしてよくできたシステムだがその後ノートを見せられる。そこには日本語や英語でこのできごとに感動した人たちが寄付をしているノートだった。俺もわずかながら寄付をすることにした。インドの勤勉さとずるさというかうまさはやがて世界に羽ばたく日が来るだろうと感じた。
この後市街地にもどり6ルピーのスプライトと2ルピーのサモサを食べながら考えにふけっていた。相変わらずいろんなやつが寄ってきて面白かった。ホテルの屋上にいるとインド人がやってきて話し込んだ。タバコをくれと言うのでやったらそいつもインドのタバコをくれた。すぱすぱすっていると妙にすーっとして体が軽くなったように感じる。あれおかしいなと思うとやはりガンシャだった。インド人はごっついうれしそうな顔で笑っている。人生楽しく生きようぜと言って。そして一緒に飲みにいかないかと誘われたがドリンクに葉っぱが混入しているとさすがにやばいと思ったので断ることにした。やはり取れるリスクと取れないリスクがある。
そして翌日知り合ったインド人のバイクに乗せてもらうことにした。このインド人宝石商でがつがつした感じではなくいい感じだった。彼に載せてもらいかジュラホの遠方にある遺跡やかれお勧めの場所をめぐった。バイクはめちゃくちゃ気持ちがいい、風を切って全力で走るのだ。異国でのバイクは病み付きになる。
そして夜彼の家に案内してくれた。まず店に連れて行かれたのだが高かったので買う物は無いとつげすぐに出てきた。彼の家は嫁さんがいてこぎれいだった。そこで彼は宝石を取り出し見せてくれた。このエメラルドはどこのでこのダイヤは・・・しかし宝石に興味がなかったので軽く流していた。すると最後に彼が儲け話を持ちかけてきた。
その話は彼が渡す箱には宝石が入っていてそれは関税を通すとすごく日本では高くなってします。もう買い手はついているので安く運びたいので日本人にお願いしたいとのこと。関税を通さなければ30万円は浮くので運んでくれると15万円払うとのこと。そして過去に運んだ日本人のパスポートのコピーを見せだした。確かに年に何人かの日本人が運んでいた。しかし俺は日本に着くまでは宝石の入っている箱は開けてはいけないと言う話が気になっていた。それじゃあ中身がわからないじゃないか。万が一ドラッグが入っていてつかまると俺は一生インドの刑務所入りの可能性まである。そして保険料として一万円だけさきに払ってほしいというのも怪しく感じたのでおれはやめることにした。
しかしこんな胡散臭いはなしに乗っている日本人が何人もいるのだ。それもしょうがないことなのかとも思った。彼は見せ方が非常にうまいのだ。他のインド人のようにがつがつしていなくてどちらかというと他のインド人と一線おいているような感じなのだ。そしてこっちが買い物などで拒否すると少しも悲しそうにせずやりたいようにしてくれといった感じで終始親切なのだ。こうして一日かけて信頼を築かれるとだまされる日本人がいてもおかしくないかと思ってしまった。
彼との少しスリリングな夜を終えホテルに戻り寝た。明日はカジュラホを発とう。

うりぼうを追いかける俺